柑橘類の樹が1本植えられていました。
葉や樹の様子から、だいだい と思われていたので、だいだいを育てるように育てていったところ、実をつけて初めて、すだちであることがわかったというものです。
以下は、2021年に行った育成法です。
すだち 2021
3月剪定
冬の間に伸びた枝を落としていきました。
「寒い時に伸びた枝は三角形をしている」と信じていたので、丸くない枝は切り落とし。
葉が混んで風通しが悪くなっているところの枝も切り落とし。
隣に植えてある バラやアジサイの邪魔になりそうな枝も切り落とし。
樹高1.3mほどの樹で、葉は剪定前に比べ葉の数は半分くらいになってしまいました。
5月 摘蕾
たくさん蕾がついたので、1/10ほどになるように蕾を落としていきました。
なかなか思い切って落とすことはできません。しかし、花が多く咲いてしまうと樹が弱ってしまうのではないか、と思い何日もかけて落としていきました。
最初に上向きについた蕾、小さい蕾、を落とし、一箇所から出ている蕾は1個になるように。
5月下旬には、花びらが散って、小さな実がついています。
7月 摘果
実がたくさん付きました。
自然に落ちる実もあるのですが、実を大きくするためには、実の数を減らしたほうが良いのではないかと考え、落としていきました。
落としたのは、
- 傷があったり、
- 色が変わっていたり、
- 他の実よりも明らかに小さいもの、
- 同じ枝の数が多ければ、間引き
落としたものも、香りがすがすがしく、置いておくだけで気持ちの良いものでした。果汁を搾っておけばよかった、と後で後悔。
10月 収穫
収穫間近になって、すだちであることが判明。
秋刀魚や松茸が用意できないまま、収穫。直径4cmくらいの大きくて濃緑色のものを50個ほど収穫できました。
2021年のすだち
反省点
・実を収穫できたことはよかった。
・剪定は時期、方法とも大きく間違ってはいなかった。
・虫害にあったかどうかは、判別できない。
・摘果は、もう少し少なくてもよかったか。
2022年、以上のことを参考にして、育成を続けていきたいと思います。
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